異文化編 模索中

ひょんなことから、日本語教師の方々とつながりました。コミュニケーションゲームが日本語学習や多文化交流イベントなどで使えそうということで、シャベロク「異文化編」として考えてみることにしました。まだまだ模索中ですが、関係者や興味をお持ちの方からご意見いただきたく、このページで随時状況をお知らせていきたいと思います。

最初の一歩

2025年3月25日(火) 新潟に行きました

新潟の大学で留学生に日本語を教えている友達が、ゲーム活用を考えているというので、久しぶりに会いに行きました。 そして、新潟の日本語教師のお集まりにおじゃましました。

ツナグヒラクのコミュニケーションゲームをご紹介して、いくつかを体験していただきました。 また、業界のいろいろなお話も伺いました。 その中で、学習意欲を高めたり、交流イベントなどでも使えそう、などというご意見をいただきました。

シャベロクの滞日外国人バージョンを試作

日本語学習教材にも、交流イベントにも使えるのではないかと、シャベロクの形式で作ってみることにしました。

シャベロクといえば「出来事」です。まずは、情報収集しながら出来事の候補をたくさん出してみます。 「つなかるひろがるにほんごのくらし」という文部科学省の日本語学習サイト、 図書館で借りまくった参考になりそうな書籍、ネット検索やAIのまとめなど、様々な情報にあたりました。

新潟の友達も、留学生向けの出来事を考えて、学生さんにも少し試してみてくれました。

最初のテストプレイ

8月12日のテストプレイの様子

2025年8月12日(火) 試してもらいました

新潟で、また日本語教師のお集まりがあるというので、 集めた出来事と質問から選んで印刷したものを使って、体験してもらいました。

個別の出来事について、わかりにくい点や答えにくい点、 最近はスマホやAIなどを駆使することで改善できる課題も一部あることなど、 いろいろご指摘いただきました。

また、シャベロクでは基本的に正解のない質問によって、考えていただく趣旨ですが、 制度の知識やノウハウなど、滞日生活に有用な情報を参照できるようになっていると良いというご意見もいただきました。

また、留学生と就労目的の人とでは、事情が異なる面もあるため、 カードを「留学」「就労」「共通」の3種類にわけ、 その場の参加者や状況に応じて使い分けられるように制作していくことにしました。

Play & Learn に出展

Play & Learn の様子

2025年9月28日(日) Play & Learn で見ていただきました

学びとゲームのイベントに試作品を展示して、 様々な方から有意義な企画だと言っていただきました。 いろいろな出身国や日本在住歴の長短など、混ざってプレイするとよさそう、 日本人同士でも「日本」を「東京」に読み替えてできる部分ありそうなど、 広がりを感じるご意見もいただきました。

また、日本語教師の方からは、もう少し楽しい出来事もあったほうが良いのでは、 というご意見をいただきました。 そんなんですよね。 出来事のネガポジバランスを整えるのは、シャベロクの毎回の課題。 制作当初はネガティブに偏りがちになんです。

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