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コミュニケーションゲームで アイデア発想練習

アイデア発想の練習になりそうなコミュニケーションゲームをご紹介します。共通する部分や個々の特徴について、アイデア発想の方法論から分析しました。

どんなゲームがアイデア発想の練習になるでしょう

アイデア発想の特徴解説図

アイデアはゼロからは生まれません。 経験や知識の組み合わせ、連想がアイデア発想の基本となります。 これには2種類の連想法が活用できます。

強制連想法にはキーワードや制約から強制的に連想する、チェックリスト法やマトリクス法などがあります。 慣れないと難しいですが、斬新なアイデアが出る可能性があります。

自由連想法としてはブレインストーミングが代表的でしょう。 実用的で柔軟に活用できますが、成果は参加者のスキルに左右される面もあります。

強制連想法で練習してからブレインストーミングで実際の課題に対応するのも有効でしょう。 この後、ブレインストーミングの練習になるゲームと、問題解決の練習になるゲームを2つずつご紹介しますが、 強制連想要素が入っていることはすべてに共通しています。

ブレインストーミングの練習に使えそうな2つのゲーム

ブレインストーミングには「批判禁止」「突飛歓迎」「質より量」「便乗」というような4原則があります。 これに沿って進めるのが必須なのですが、いつのまにか頭から抜けてしまいがちです。 そこで、これらを要素として組み込んだゲームが活用できるでしょう。

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ブレストカード

面白法人カヤック流ブレインストーミングをカードゲーム化したものです。 2つのフェイズに分かれています。 発想フェーズでは、30秒の時間圧の中で、イラストからの強制連想でアイデアを出します。 ここで主に「質より量」や「突飛歓迎」が実現できるでしょう。 便乗フェーズでは、その名の通り「便乗」を実現すべく、発想フェーズで出たアイデアに便乗したアイデアを出します。

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ブレスター

4原則を1つずつ各プレーヤーが担当します。 手札は2種類あります。 役割カードには各担当の原則に応じた指示が書かれています。 TOIカードには、ブレインストーミングの考案者であるオズボーンのリストをもとにしたヒントが書かれています。 各ターンでは30秒の時間圧の中で手札の中から1枚を選び、役割カードであればその指示に従い、TOIカードであればそこからの強制連想でアイデアを出します。 ルールや指示がやや複雑で、フルセット(60分)をちゃんと行うとそれなりに疲れるますが、効果は感じられます。

問題解決アイデア発想の練習になりそうな2つのゲーム

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キャット&チョコレート

楽しい大喜利系パーティーゲームですが、自由な発想の練習にもなると思います。

お題として与えられるピンチな状況に対して、手札のアイテムを組み合わせて切り抜けるという強制連想です。

アイデアは他のプレイヤーの多数決によって評価されます。

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キャッチ

新商品企画とコピーライティングを行う、ツナグヒラクのゲームです。 ニーズからプレゼンまでリアルな相手との対話にこだわっています。 目の前の相手のリアルなニーズを深堀る質問が成功のポイントです。

手札の商品と付加価値を組み合わせた強制連想で新商品を考え、カタを使ったキャッチコピーで相手に訴求します。

評価は実際のニーズを持つ相手に判定してもらいます。

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